特長
●ノイズリダクション蛍光検出法による高感度・高精度を実現しました。
●試薬ロスの少ないオールインワンカップ方式を継承(Eテスト「TOSOH」IIシリーズ)しました。
●多彩な機能、高い信頼性のサンプリング機構です。(導電性ディスポーザブルチップ、チップ詰まり検知、採血管対応、バーコード対応)
●自動検体希釈と自動希釈再検査の機能を搭載しました。
●最大200テスト/時間、同時24項目の高速ランダムアクセス処理(1ステップST試薬連続測定)。ファーストレポート20分※の迅速測定です。
●特に、2ステップ試薬混在時のスループットを大幅向上しました。
●最大架設数:試薬48項目・960テスト、検体数200本へ架設数増加で、さらなるウォークアウェイ時間の拡大を実現しました。
●コンパクト設計で横幅を15cm縮小(従来機AIA-1800比)しました。
●日本語対応のタッチパネル付液晶ディスプレイを採用、操作性を大幅向上しました。
●待機(スタンバイ)状態から2タッチでスタート(クエリモード運用時)します。
●従来同様の簡単な日常メンテナンスです。
●前面のサンプルローダは2機種とも検体200本架設可能です。
※スタンバイ状態から、測定開始後、最初の測定結果のレポート出力までの時間
機能説明
- 高感度・高精度
・ノンフローセル※・2波長蛍光・TOP-TOP測光方式でコンタミネーションを回避し、高感度化を実現。
ノイズリダクション蛍光検出法により、長期間安定した高感度測定が可能。データの変動要因になり易い反応温度を、反応開始前から測光完了まで厳しく制御、より安定した性能を発揮します。
※免疫反応試薬が、オールインワン試薬カップ方式のため、カップ中で抗原抗体反応から測光まですべて行えます。
- 試薬ロスの少ない試薬形態
・1テスト毎に独立したカップに必要な試薬を凍結乾燥封入した、オールインワンカップ方式の免疫反応試薬を継承(Eテスト「TOSOH」IIシリーズ)
試薬ロスが少なく、コンタミネーションのない測定を可能にします。AIAシリーズ3機種にそのまま共通使用(1ステップST試薬)でき、データの精度、感度、特異性をコンパチブルに実現します。
- 多機能サンプリング機構
・多彩な機能、信頼のサンプリング機構
導電性ディスポーザブルチップの採用でサンプル量を検知、しかもキャリーオーバレスのサンプリングを実現します。また、チップ詰まり検知、採血管対応、バーコード対応など信頼の機能を搭載しています。
- 希釈・再検機能
・自動前希釈と自動希釈再検査の機能を搭載
希釈倍率2~1,000倍で、各検査項目毎に2種類の希釈倍率が選択できる自動希釈機能を搭載。また、再検条件を設定することによりスタートバッチ毎の自動希釈再検査が可能です。(バーコードモードに限る)
スループットを大幅向上
・2ステップ試薬に本格対応
2アーム機構(メインアーム、ハイブリッドアーム)の採用で、2ステップ試薬でのスループットを大幅向上。
- ウォークアウェイ時間を拡大
・最大架設数:検体数200本、免疫反応試薬48項目・960テスト
(2)サンプルローダの検体架設数は最大200本の同時架設可能
(6)免疫測定試薬は最大48トレイ(最大48項目あるいは960テスト分)を搭載可能
(5)チップソータは、専用チップ576本(96本/ラック、6ラック収納)を搭載でき、各々随時追加が可能です。
(3)試薬カローセルには、酵素標識試薬・検体希釈液4mL×16本または100mL×8本(4mL×2本と100mL×1本を自由に組み合わせ可能)
(4)基質ボトルは2本収納可能
- 高速&迅速測定
・最大200テスト/時間、同時24項目の高速ランダムアクセス処理(1ステップST試薬連続測定時)。ファーストレポート20分の迅速測定(1ステップST試薬)
1ステップST試薬測定時、測定開始から測定結果のレポート出力まで迅速アッセイ20分を実現。「外来迅速検体検査加算」対象の甲状腺関連項目・腫瘍マーカーや、迅速性を要求される心疾患関連項目・不妊外来関連項目・感染症項目の測定にも対応可能です。
- 各部詳細
- セットアップ(起動)画面
装置立ち上げ(セットアップ)時の画面で、日常点検を行います。ツールバーをワンタッチするとフォームが指定画面へ切り替わります。
- ソータマップ画面
試薬カップソータ、チップソータ在庫状況を表示します。読み取られた試薬カップ(項目名、ロットNo.、セット位置、個数)、チップの在庫確認、読み取られた項目の検量線の有無、有効期限内を色で識別できます。
試薬カローセル画面
酵素標識試薬、検体希釈液の在庫状況を確認できます。
- 測定開始画面(ノンバーコード測定、バーコード測定)
クエリーを使用したバーコード測定の場合は、「バーコード測定」ボタンを押し、「測定開始」ボタンをクリックすればスタートできます。(待機[スタンバイ]状態からのスタートは2タッチ[クエリモード運用の場合])。
- 精度管理画面
検査項目-QC材料名-ロット番号で決定されるコントロールの結果の管理図(Levey-Jenning'sチャート)および統計情報を表示します。
- 依頼画面
測定依頼画面から、測定項目、検体情報、希釈倍率などはもちろん、キャリブレーションも簡単に測定依頼できます。また、バーコード、ノンバーコードの2つのワークシートが用意されています。
- アッセイモニタ画面
測定開始後、依頼画面からアッセイモニタ画面に切り替えると、現在の測定の進捗を確認できます。セルの背景の色と文字色で各測定状況を表示。タブをクリックするとラックモニタ画面に切り替わり、サンプリングが終了したサンプルラックの状態(ID、ラック上の位置、検体の状況)を表示します。
- イージーメンテナンス
従来同様の簡単な日常メンテナンス
- 2タイプで対応、フレキシブルなワークフローを継承
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