特長
●多機能、多彩なユニットの組み合わせにより検査室にフィットしたシステムを構築します。
●ユーザーインターフェースが進化しました。
●作業動線の確保、TAT短縮を実現するコンパクトなレイアウトです。
●使いやすいユニットデザインを採用しています。
機能説明
- ベルトレスコンベア
・検体ホルダーはステンレスプレート上を非接触でスムーズに移動
・メンテナンスフリーを実現
・搬送方式は1本搬送を採用
- 大容量検体ストレージ
・最大5,440検体を収納
・検体廃棄機能を搭載し、不要な検体を自動的に廃棄処理
・冷蔵機能を搭載
業務負担の軽減
・ラボに到着した検体の情報通知、遠心、開栓、子管作成、分注、分析装置への投入、検体収納、自動再検査、検体検索および追加検査用検体取り出しなどを自動的に行い検査業務の負担を軽減できるシステムです。
・ユニットの組み合わせや用途によって軽減したい作業を重点的に補うことができます。
・検体検査業務の標準化を行うことで、夜間休日当直社の業務負担を軽減できます。
検体動向の確認および検査報告時間の短縮
・検体搬送システム上の検体の位置表示が可能です。検査結果報告までの所要時間の目安になります。
・再検査や追加検査の検体検索を自動化。残血清量情報を検査情報システムと共有することで目視による検体量確認が不要です。
・1本搬送方式により、必要な分析装置のみを経由し、最短で効率的な検体処理を行います。
検体管理ミス防止対策
・バーコード管理と採血管径報検知により検体の取り違えを防止します。
・開栓処理、分注処理のコンタミネーション防止機構。
・分注時のフィブリン検知機能を搭載。
・検体管理ミス防止対策、業務の標準化などでISO取得、維持・管理に貢献します。
- 搬入・搬出ユニット
・ラック上の検体を検体ホルダーへ移載します。
・検体のバーコードを読み取り、到着確認を行います。
・エラー検体をラックに仕分け搬出します。
・検体搬送システム上を搬送されてきた検体をピックアップしラックに仕分け搬出します。また必要に応じて再搬送します。
・至急エリア設定
- 搬入ユニット
・ラック上の検体を検体ホルダーへ移載します。
・検体のバーコードを読み取り、到着確認を行います。
・エラー検体をエラーレーンに搬出します。
・至急エリア設定
- マニュアル搬入ユニット
・検体を直接人手にて検体ホルダーへセットすることで、検体搬送システムへの搬入および到着確認を行います。
- 自動遠心ユニット
・検体搬送システム上を搬送されてきた検体をピックアップし、自動遠心ユニットへ移載し、遠心分離を行います。
・遠心分離が終了した検体は、検体搬送システムへ再搬送します。
- 開栓ユニット
・検体搬送ユニット上を搬送されてきた検体の栓を取り除きます。取り除いた栓は、専用の廃棄ボックスへ廃棄します。
- 分析装置接続ユニット
・検体搬送システム上を搬送されてきた検体を分析装置接続ユニットへ取り込みます。
<直接サンプリング方式>
分析装置接続ユニットへ取り込んだ検体を分析装置のサンプリング位置へ搬送し、検体を保持し分析装置でのサンプリングに備えます。サンプリングが終了すると検体搬送システムへ検体を戻します。
<ラック移載方式>
分析装置接続ユニットへ取り込んだ検体のバーコード面を揃えて分析装置用ラックへ移載し、分析装置用ラックを分析装置へ送り込みます。分析装置用ラックが戻ると検体搬送システムへ検体を戻します。
- 閉栓ユニット
・検体搬送システム上を搬送されてきた検体に必要に応じて閉栓処理を行います。
- 搬出ユニット
・検体搬送システム上を搬送されてきた検体をピックアップし、ラックに仕分け収納します。必要に応じて最搬送します。
<4ラックタイプ>
・検体収納数:200検体
・IDS-50本掛け兼用ラック×4
<8ラックタイプ>
・検体収納数:400検体
・IDS-50本掛け兼用ラック×8
- 検体ストレージ(3Kタイプ)
・検体搬送システム上を搬送されてきた検体をピックアップし、ラックに仕分け収納します。必要に応じて検体の再搬送もしくは、出庫レーンへの取り出しを行います。
<3,000本収納タイプ(3K)>
■1フロアタイプ
・検体収納数:900検体
■3フロアタイプ
・検体収納数:2,700検体
・冷蔵機能を搭載
- 検体ストレージ(5Kタイプ)
・検体搬送システム上を搬送されてきた検体をピックアップし、ラックに仕分け収納します。必要に応じて検体の再搬送もしくは、出庫レーンへの取り出しを行います。
<5,000本収納タイプ(5K)>
■4フロアタイプ
・検体収納数:5,440検体
・冷蔵機能を搭載
- 入出庫レーン
・検体ストレージより出庫した検体を仕分けます。
・人手にて検体を検体ホルダーにセットすることで検体ストレージに検体を収納します。
・検体投入数:5検体以上
・検体待機数:10検体以上
ラインコントローラー
・検査情報システムと検体情報および配列情報等の送受信を行います。
・検査情報システムからの情報をもとに、検体搬送システムを制御します。
・検体搬送システムの各種設定を行います。
・検体検索、検体出庫、ユニットの接続、切り離し設定を行います。
▲製品詳細メニュへ戻る