製品詳細

全自動生化学測定システム ビトロス® 4600

製造販売企業: オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社

カテゴリ: 臨床化学分析機器 > 多項目自動分析装置 

販売・取次ぎは行っておりませんので、お問い合わせは<各企業>にお願いいたします。

製品について

【ドライ方式の簡単操作・迅速報告を継承した“ハイブリッド型システム”です】
Simple & Flexible─汎用性・拡張性を高めリアルタイム診療®をサポートします

ビトロス®ケミストリーシステムのシンプルで効率的なマイクロスライドテクノロジー、そして24時間スタンバイの迅速報告。ビトロス®4600は、このドライテクノロジーのメリットを受け継ぎ、さらに汎用性・拡張性を高める液状試薬を採用した“ハイブリッド型システム”です。液状試薬分析も、ドライ方式のマイクロスライド試薬と同様にウォーターレスを実現。あらゆる医療機関における、より身近なリアルタイム診療®の可能性を大きく拡げます。

特長

●多層膜スライド試薬により乳びなど共存物質の影響を回避できます。
●試薬がカートリッジ方式のため取り扱いが容易です。
●試薬の安定性に優れキャリブレーション回数を削減できます。
●短時間での結果報告を実現します。
●ウォーターレスによりメンテナンスを軽減できます。
●水回り機構が不要のため潜在的なトラブルを未然に防ぎます。

製品詳細

機能説明

ハイブリッドシステムを支える5つのセンター機能
 
ビトロスシステムの優れた操作性・メンテナンス性を継承
ビトロス®4600は、視覚的に分かりやすいアイコンを多用したタッチパネル方式の画面により、簡単に操作できます。検査スタッフ間の作業ローテーションにも柔軟に対応できます。また日常のメンテナンス作業を簡略化し、電解質項目ではフリーメンテナンスを実現。機器使用に関わるトータル所要時間の短縮が可能です。24時間スタンバイ、測定前の準備不要という、ビトロス®ドライテクノロジーのメリットを活かし、緊急検査にも迅速に対応できます。
様々な情報を画面上で提供するV-Docsシステムを搭載
機器と試薬に関する様々な情報を画面上で参照できる、V-Docsシステムを搭載しました。操作法、トラブルシューティング、パーツ交換、試薬基礎データなど、検査に必要な情報を、容易に画面上で参照可能です。例えばパーツ交換も、イラストやアニメーション表示により、容易に行えます。
汎用性・拡張性を高めるマイクロチップシステムを採用
ビトロス®ドライテクノロジーのメリットをより幅広く活かしていただくために、試薬調製不要のマイクロチップ(液状試薬)システムを採用。液状試薬分析でもウォーターレスを実現しました。また完全密閉型容器と自動キャップ開閉機構、保冷式試薬サプライ機構により、機器上の試薬安定性はほぼ1カ月です。33項目の同時架設に対応。オープンチャンネルプログラムにより、汎用試薬の使用も可能です。
検体前希釈、自動再検、自動希釈再検機能を搭載
オペレーターの負担を軽減するために、ドライ方式のマイクロスライド測定と液状試薬のマイクロチップ測定の双方とも、検体前希釈機能を採用しました。レンジオーバー検体に対応する自動希釈再検機能や、分注異常・分析異常に対応する自動再検機能も装備しました。
乳びなどの検体情報を提供するマイクロセンサー機能を採用
マイクロセンサーにより、乳び、溶血、ビリルビンなどの検体情報を把握できます。検体分注チップを利用し、試薬やセルを使用しない独自の測定方式を採用。処理速度に影響を与えることなく、測定結果の信頼性向上をサポートします。

インテリチェック機能によりサンプリングの信頼性を向上
測定プロセスを正確に検証できる、インテリチェック®機能を搭載しています。圧センサーによる液面検知、泡・フィブリン・クロット・粘性検知機能を装備。また検体分注開始から終了まで、5ミリ秒間隔で監視するモニタリング機能も装備しています。分注量の異常やデータ異常を排除し、検査報告の信頼性向上に貢献します。

ディスポーザブルチップにより検体コンタミネーションを防止
検体間のキャリーオーバーを防止するディスポーザブルチップを採用しています。キャリーオーバー・フリーにより、自在な測定ワークフローを構築できます。

測定項目
 

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仕様

仕様
測定方式
ディスクリート方式ランダムアクセス
測定原理
電極法, 比色法, レート法, イムノレート法, 比濁法
測定検体種別
血清, 血漿, 尿, 髄液, 全血(項目による)
必要検体量
2~17μL(項目による)
検体架設数
最大160検体(通常150検体, 緊急10検体)
検体検知センサー
インテリチェック®機能による液面・クロット・バブル検知, 分注過程モニタリング
対応検体容器
1.5mL, 5mL, 7mL, 10mL各採血管, 各種サンプルカップ対応
対応バーコード
Code39, Code128, ISBT128, Codabar, Interleaved 2 of 5
検体希釈
検体前希釈, 自動希釈再検対応
マイクロスライド試薬架設数
最大同時89カートリッジ
マイクロチップ試薬架設数
最大同時36ポジション
オープンチャネル
最大同時10項目
液状試薬検知センサー
インテリチェック®機能による液面検知・分注過程モニタリング
キャリブレーションメモリー数
項目毎に25キャリブレーション保存
ロットスイッチ
自動
測定処理能力
最大845テスト/時
単項目結果報告時間
【マイクロスライド】電極法:2.5分, 比色法:6分, イムノレート法:9分
【マイクロチップ(液状試薬法)】8~16分
操作インターフェース
カラー液晶タッチパネル方式(17インチ)
通信仕様
RS232C, ホスト問合せ(Host Query)可能
通信ポート
RS232Cシリアルポート×1, USBポート×2, Ethernetポート×2
一般仕様
一般的名称
ディスクリート方式臨床化学自動分析装置/乾式臨床化学分析装置/イオン選択性分析装置
重量
640kg
寸法
幅234cm×奥行84cm×高さ133cm
電源
【電圧】単相AC200V
【周波数】50/60Hz
【電流】20A
【消費電力】最大3.0kVA
使用環境
【温度】15~30℃
【湿度】15~75%
JMDNコード
35743010(ディスクリート方式臨床化学自動分析装置)
34549000(乾式臨床化学分析装置)
35902000(イオン選択性分析装置)
クラス分類
クラスI
特定保守
該当
設置管理
該当(ディスクリート方式臨床化学自動分析装置)
非該当(乾式臨床化学分析装置/イオン選択性分析装置)
届出番号
13B3X10166000011

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