特長
●微量検体や採尿カップからの直接測定など、多様な検体に対応しました。
●検体攪拌機能により検体の沈殿影響を回避します。
機能説明
- 微量検体や採尿カップからの直接測定など、多様な検体に対応
通常検体モードの半分の検体量で測定可能な「微量検体モード」(最低量1mL)を搭載しました。通常検体モードと微量検体モードはサンプルラックで自動切換え可能です。
また新たに「カップスタットモード」を搭載し、採尿カップから直接測定をすることが可能になりました。これにより、夜間検査や緊急時など採尿スピッツへの分注が不要な場合に、効率的に測定することができます。
- 2つの試験紙フィーダを内蔵
最大200枚の試験紙が入るフィーダを2個内蔵(最大400枚収納可能)。それぞれのフィーダに異なる種類の試験紙をセットすることで、双方向通信時には測定オーダー毎に試験紙の使い分けをすることが可能です。オーダーで指示ができない場合でも「アイテムラック」をご使用いただき、測定に使用する試験紙を使い分けることが可能です。ルーチン検査は11項目測定で、健診検体は5項目で、など様々なご要望にお応えします。また、試験紙は測定中に随時追加することもでき、測定中の試験紙切れを予防できます。
- CKDの早期発見に有用な尿蛋白、尿中微量アルブミンの測定が可能に
これまでの随時尿を使用した尿検査では尿蛋白質測定で正しい結果が得られない可能性がありました。尿試験紙にもクレアチニンを搭載することで、クレアチニン補正により随時尿でも精度の高い腎疾患のスクリーニングが可能になりました。さらに微量アルブミンも定性検査でスクリーニングすることで自覚症状がないとされる初期の腎疾患の発見への成果が期待できます。
さらに正確なデータを提供します
【検体撹拌機能による検体の沈降影響回避】
吸引・吐出機構により測定前に検体を攪拌します。これにより検体の沈降影響をより緩和した測定が可能となります。
【異常発色検知機能】
Bil, Uro, Ketの3項目において薬剤投与等による試験紙の異常発色を自動検知し、測定結果に「!」を印字してお知らせします。
【自動追加洗浄機能】
肉眼的血尿のような高濃度ヘモグロビン検体を測定した後は、自動でノズル洗浄を強化し、キャリーオーバーを防止します。
- AX-4061で使用可能な試験紙
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