製品詳細

全自動総合血液学分析装置 セルダインルビー®

製造販売企業: アボットジャパン合同会社

カテゴリ: 血液検査機器 > 自動血球計数装置 

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製品について

【セルダイン™の血球解析テクノロジーを基盤に、細部に亘る“使いやすさ”を実現したセルダインルビー®】
高度な血球解析テクノロジーを維持し、シンプルで効率的な操作性を実現したデスクトップ型分析装置です。
フローサイトメーターの技術を用いたレーザーテクノロジーで高度な分析能力を発揮します。高精度の白血球分類を実現するレーザー多角度偏光散乱分離法(MAPSS法)に加え、赤血球/血小板測定にレーザー2次元測定を採用。さらにNOC(有核細胞数光学測定)モードによる特殊血球分析をも実現します。多様化する検査環境にフィットした機能を備え、シンプルな操作性と使いやすさを実現したセルダインルビー®が、いま新たな測定環境を切り開きます。

特長

●レーザー多角度偏光散乱分離法による高精度な白血球5分類を実現しました。
●レーザー2次元解析法による赤血球/血小板測定を採用しています。
●Windowsベースのソフトウェアによりフレキシブルな操作性を実現しました。
●NOC/WOC法により特殊血球解析性能が向上しました。

正式販売名:セルダインルビー®
届出番号:12B1X00001000006
製造販売業者:アボットジャパン合同会社

製品詳細

機能説明

Windowsベースのソフトウェアがフレキシブルな操作性を実現
・視認性に優れた大型17インチ液晶画面
・操作性を向上されたタッチ画面操作
・日本語表示の操作画面
・アクセスを限定するセキュリティレベルの設定
・多彩な精度管理プログラム
・容易且つスピーディーな検索・画面切り替え
・試薬残量が把握可能な試薬残量モニター
・メンテナンスを動画にて説明するビデオヘルプ
・検査プロセスを支援する注釈機能
細胞特性を的確に反映し、より正確度の高い白血球5分類データを提供
シース流により一列定流化された白血球細胞に偏光レーザーを照射し、0°, 10°, 90°の散乱偏光および90°散乱失偏光を4つの検出部で測定します。これにより白血球細胞から得られる様々な情報(細胞の大きさ、顆粒の有無など細胞の複雑さ、核の分葉度、好酸球の顆粒成分など)を的確に反映し、高精度な白血球分類を行います。
白血球5分類解析ステップ
 
赤血球/血小板測定にレーザー2次元測光解析法を採用
赤血球と血小板測定にレーザー2次元解析法を採用しています。電気抵抗法では血球の大きさ(サイズ)情報だけで分析していたのに対し、0°(血球サイズを反映)と10°(血球内部の複雑さを反映)の多重情報による、より正確な分画能が得られます。ヒストグラムでしかグラフィック情報が得られなかったのに対し、赤血球/血小板測定部専用の解析スキャッタグラムを表示し、その解析過程を明瞭に知ることができます。
赤血球/血小板解析ステップ
 
NOC/WOC法により特殊検体への対応力を強化
種々の特殊血球の出現時には、NOCチャンネル(特殊血球解析モード)を活用することで、より信頼性の高い自動測定データを容易に得ることが可能になりました。特に、溶血抵抗性赤血球・脆弱白血球等のより正確度の高い測定結果を迅速に臨床側に提供できます。
高速・全自動測定を実現するキャップピアシングサンプラー
バーコードID機能、キャップピアシング機能を備えた、最大50検体架設の全自動サンプラーを標準装備しています。84検体/時の高速処理でCBC+白血球5分類を含む22項目を全自動で測定します。
メンテナンスを容易にする前面パネル流路設計
検体血液が通過する全ての流路系を前面パネル上に見やすく配置することにより、日常のメンテナンスの簡易化を実現します。また、各試薬チューブに色ラインを加えることで各試薬チューブの視認性を高め、識別を容易にします。
高精度バーコードID機能により検査業務の効率化を実現
読み取りエラーの少ない回転読み取り方式の高品質IDバーコードユニットを装備しました。バーコードエラー/手入力の手間を軽減します。また、回転読み取り方式のため、セットする採血管の向きは自由でバーコードをそろえるといった煩雑な作業を不要とします。

より高度な精度管理をめざしたセルダインQCプログラム
コントロール(正常域/高値域/低値域の3濃度)、キャリブレーターなど、多様な精度管理用製品を備えています。またこれらによる精度管理データは、CELL-DYN® eQC™による施設間統計処置サービスを通して、データの信頼性向上に役立ちます。

使用試薬はわずか3種類煩雑な試薬管理を解消
セルダインルビー®は、CBC+白血球5分類までを含めた22項目の血球測定を、わずか3試薬で実現します。多項目の試薬を必要とせず煩雑な試薬管理を解消します。また、網赤血球測定用として、別途レチクロサイト専用試薬を用意しています。
AbbottLinkの接続でさらに安心なサポートを提供
・電話対応時の機器状態の的確な把握※
・機器故障箇所の特定と迅速な対応
・修理後の機器状態の把握とフォローアップ
・事前LOG解析による適格で効率的な定期点検の実施
※測定データ、オペレーションログ、エラーログなど
フラグ/メッセージ一覧
 

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仕様

仕様
測定原理
【WBC】レーザー多角度偏光散乱分離法
【RBC/PLT】レーザー2次元測光解析法
【HGB】非シアン(四級アンモニウム塩)法
【RETIC】レーザーニューメチレンブルー法
測定項目
【CBC/DIFF(白血球5分類を含む22項目)】WBC, NEU, NEU%, LYM, LYM%, MONO, MONO%, EOS, EOS%, BASO, BASO%, RBC, HGB, HCT, MCV, MCH, MCHC, RDW, PLT, MPV, PCT※, PDW※
【RETIC】RETIC, RETIC%
※これらのパラメータは検査室の参照用です。報告には使用しないで下さい。
解析仕様
【スキャッタグラム】白血球系全6種、赤血球/血小板系全2種
【ヒストグラム】白血球系全3種、赤血球/血小板系全4種
【検体量】オープンサンプラー150μL, クローズサンプラー230μL
【検体処理能力】最大84検体/時間
【データ保存(ハードディスク)】10,000検体
※粒度分布、スキャッタグラム含む
一般仕様
一般的名称
血球計数装置
重量
【本体(サンプルローダー含む)】105.2kg
【ディスプレイ】8.0kg
寸法
【本体(サンプルローダー含む)】幅86.4cm×奥行76.8cm×高さ49.9cm
【ディスプレイ】幅42.9cm×奥行20.7cm×高さ38.6cm
電源
【電圧】AC100~240V
【周波数】47~63Hz(本体), 50/60Hz(ディスプレイ)
【消費電力】550W(本体)
使用環境
【温度】15~30℃
【湿度】≦80%(結露しないこと)
JMDNコード
35476000
クラス分類
クラスI
特定保守
該当
設置管理
非該当
カタログ等発行年月
2013年7月
届出番号
12B1X00001000006

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