特長
●シンプルな画面と直感的操作により検査結果の迅速な報告が可能です。
●検体搬送システムへの指示、検体の所在確認、分注結果の管理閲覧が可能です。
●システム拡張性に優れ、病院情報システムや分析装置との連携が容易です。
●検査項目の追加や変更、画面レイアウトや帳票形式の設定が自由に行えます。
機能説明
- LABOWAREシステム構成例
病院情報システム、分析装置、検体搬送システムとの連携により、検体到着から検査結果報告までを一括管理します。
検体搬送システムとの連携強化
・アイディエス検体搬送システムの導入に関してプログラムを追加する必要がありません。
・LABOWAREと検体搬送システムを同じPC端末で操作・閲覧可能です。
・検体搬送システム連携と分析装置連携を行うことで、より効率的な検査室の運用が可能です。
・検体搬送システムの搬入部に検体を投入するだけで、前処理、分析装置による測定、自動再検、保存に至る全てのプロセスが自動的に行われます。全行程をLABOWAREで管理することで人為的なミスを防ぎます。
・精度管理用コントロール検体をあらかじめ設定した時間間隔、または検体本数間隔で分析装置に自動的に送り込むことができます。
・検査オーダーや測定データ等の情報処理、検体処理の進捗、分注結果情報などの状況を総合的に管理でき、検査業務を効率的に実行できます。
・分析装置の切り離し・接続が自由。検体搬送システムを稼働させたまま分析装置の接続を随時切り離してメンテナンス(点検・修理)の実施が可能です。
- 受付
<受付手入力>
依頼入力、属性入力OMR/OCR
<受付連携>
電子カルテ/オーダリング、他部門システム
・依頼入力では前回依頼のコピーが可能
・検査項目はマスターで表示順の設定が可能
・依頼削除後の復元が可能
・受付連携の実績も豊富
- 検査準備
<到着>
検体到着確認、患者到着
<その他>
ラベル印刷、ラベル再印刷
・分析装置別の自動到着確認も可能
・検体キャンセル情報を履歴として保持可能
・患者到着によるラベル出力が可能
・ラベルレイアウトはニーズに応じて変更可能
・病棟等のラベル切れの情報も取得可能
- 状況表示
<状況>
検査状況、到着状況、報告状況、進捗状況
<その他>
未検査状況、状況監視
・状況表示から主要画面へアクセス可能
・状況表示の属性情報はニーズに応じて変更可能
・状況監視はシステムに関する注意・エラー事項をポップアップ表示
- 結果入力
<結果入力>
結果入力、一覧結果入力、血液像カウンター、尿沈渣、骨髄像カウンター
・結果入力は前回値・初回値・再検値を1画面で表示可能
・透析前後で各々時系列のデータを表示可能
・結果履歴は無制限に保管可能
・一覧結果入力でダブルチェック機能によりミスを防止
- 報告書
<報告書>
報告書印刷、自動出力報告書、FAX至急報告書
・中間報告、最終報告、追加報告、再発行が可能
・依頼元、担当医、曜日ごとに報告書の印刷先設定変更可能
・報告書レイアウトはマスターで変更可能
・カラー報告書にも対応
分析装置関連
<チェック機能>
(1)基準値レンジチェック、(2)異常値レンジチェック、(3)パニック値レンジチェック、(4)前回値レンジ(差・率)チェック、(5)再検査(差・率)チェック、(6)分析装置エラーチェック、(7)項目間等の指定条件によるチェック
・(1)~(6)までは属性別のレンジチェックが可能、また分析装置別でチェック順を設定可能
・(7)からの依頼項目発生にも対応可能
- 帳票管理
<台帳>
受付台帳、結果台帳
<統計>
項目件数、項目点数、部門件数、ID件数、容器件数、セット数
・各種統計は年報、月報、日報の表示選択が可能
・各種統計は入院/外来別、依頼元別、担当医別の表示選択が可能
- 問合せ
<問合せ>
明細、時系列、折れ線、負荷、日内グラフ、レーダーチャート
<結果抽出><条件検索><追跡(操作履歴)>
・結果抽出、条件検索にて作成済み条件での検査データ抽出が可能
・追跡にて各業務の作業内容の閲覧が可能
- 精度管理
<精度管理>
X-Rs-R、X-R、X-Rs、ツインプロット、QAP、相関分析
・異常値データが発生した項目のピックアップが可能
・マルチルールによる自動チェックが可能
・ロットの世代管理がマスター管理画面にて容易に可能
・ロット切替前後でグラフを切って表示・印刷可能
・コメント入力が可能、印刷物にも反映可能
- 外部委託
<外部委託>
依頼出力、結果取込、エラーリスト
・複数の外部委託先にも対応可能
・未検査状況との組み合わせで外注項目の未検査確認が可能
- アイディエス搬送連携
<搬送状況>
分注情報、ラック配列情報、エラー状況、対処法表示
・検体搬送システムの指示、検体の所在確認、分注結果の管理閲覧が可能
- その他
<簡易オーダリング>
<画像管理>
・VIEWWAREはリアルタイムに検査進捗および検査結果を参照可能
・専用サーバーは不要
・簡易オーダリングは既存のインフラを利用した操作が簡単なオーダリング機能
- ダイレクトアクセス操作
状況表示画面から主要画面に直接アクセスできます。メニュー画面を経由する必要はありません。
- 報告遅延を防ぐタイムマネジメント機能
検査結果の報告遅れを2段階でお知らせします。検査グループ、通常依頼・至急依頼別に細かな時間設定が可能です。結果測定までの時間を予測して表示する機能が付属。設定により到着確認からの経過時間表示にすることも可能です。
- 充実の精度管理機能
マルチルールにより、管理値をリアルタイムにチェックします。各種管理図はもちろん、機器間の相関分析も可能です。管理基準値はロット切り替えによる世代管理が可能です。
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