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わが国で最初に尿分注前処理システムを稼働して以来、長年の経験から得た情報を徹底的に分析し開発を行った最新モデルです。
●尿検体の分注に焦点を合わせ基本性能を強化しました。
●安定した攪拌性能および分注機能と使いやすさが特徴です。
●シンプル、合理的な設計で卓越したパフォーマンスを実現しました。
優れた能力・信頼性・操作性
【高速処理能力】
・新設計の大容量分注チップ(22mL)を採用。複数本数の子管分注が1回の検体吸引で完了し処理時間の無駄がありません。
【信頼性】
・考え抜かれた検体キャリーオーバー(繰越誤差)対策
・スムーズかつ確実に検体を搬送するカップホルダー・トレイン機構
【フレキシブル】
・尿カップ検体の処理状況をひと目で俯瞰できるオープンテーブル・インレット
・2管種(沈渣スピッツ/丸底チューブ)の子管が使用可能。
・尿カップ分注拡張ユニット増設可能。尿カップ搬入もしくはカップ搬出より選択可能。(オプション)
・分注後の検体は、1本搬送にて外部接続可能(オプション)
・尿/カップ自動廃棄機能(オプション)により、分注後の検体とカップの廃棄を自動的に行うことができます。尿を廃液孔に直接廃棄することもできます。
処理フロー
(1)カップ搬入部
尿カップを投入。バーコードを読み取り到着確認を行います。エラー検体はオペレーターへ知らせます。
(2)子管ラベル発行部
セットされた2管種により指定された容器にラベルを貼り付け、必要本数を分注部へ送ります。
(3)分注部
尿カップのバーコード読み取り動作と撹拌を行います。ハルンカップから子管スピッツへ分注を行います。
(4)カップ搬出部
分注処理が終了した尿カップを搬出。分注エラー検体は、オペレーターへ知らせます。
(5)子検体搬出部
分注した子検体を後処理にあわせて仕分け搬出。分注エラー検体分の子管スピッツはエラーラックに仕分けます。
(6)外部搬送接続部
子検体を外部搬送に接続します。(オプション)
(7)尿/カップ自動廃棄部
分注処理後の尿と尿カップを自動的に廃棄します。
(8)尿カップ分注拡張ユニット(オプション)
尿カップをセットすることで、IDS-Hr2へ検体を搬入(移載)します。または、IDS-Hr2で処理済みの尿カップを収納(移載)します。