製品詳細

自動化学発光酵素免疫分析装置 Accuraseed®

販売企業: 富士フイルム和光純薬株式会社

カテゴリ: 免疫血清専用検査機器 > 発光免疫測定装置 

販売・取次ぎは行っておりませんので、お問い合わせは<各企業>にお願いいたします。

製品について

【免疫検査は新たなるステージへ】
生化学検査と同時報告を可能にする全項目反応時間10分の迅速測定を実現する装置です。

特長

●新たに開発した「マグラピッド®」と高感度な発光物質「L-012」を採用し、反応の高感度・高精度化を実現しました。
●測定に必要なすべての試薬が封入されたモノテスト試薬を使用。測定毎にカートリッジを自動開封するため、いつでも開封直後の試薬を使用できます。
●サンプリングチップは、1テスト毎に使用。検体間のコンタミネーションを回避します。
●WQC®-web(和光精度管理システム)が利用可能で、内部・外部精度管理を同時に実施。精度管理に必要な情報もwebからすぐに入手可能です。(ご利用にはパソコンとインターネット回線が必要です。)
●試薬及び専用コントロールの情報は2次元コードで登録。入力ミス等のリスクをなくし、作業効率をアップします。
●B/F分離液は2ボトルのセットが可能。泡検知機能により最後まで使い切ります。
●多点検量線は基本検量線として2次元コードで読み取り、実際のキャリブレーションは2ポイントで実施します。
●試薬は24カセット架設可能。2次元コードを読み取るだけで、試薬管理は装置が行います。また、試薬の架設は分析中も可能です。
●測定に必要なものは、試薬カセット、B/F分離液、サンプリングチップのみです。
●検体・試薬・消耗品は、分析中でも簡単に架設できます。
●使用済みチップ・カートリッジの廃棄箱は、いつでも取り出しが可能です。また、廃棄物の状態は画面でも確認できます。
●1検体ごとの架設で、いつでも緊急対応が可能です。
●日本語タッチパネルによるわかりやすい画面構成で、オペレーションをサポートします。

製品詳細

機能説明

外来検査結果報告までの時間(TAT)における従来システムとの比較
測定時間の短縮は再検報告時間も大幅に短縮します。

※DPC II群病院での1ヶ月間(月曜日から金曜日の集計)
※外来採血終了後、採血管が検査部に到着した時点を起点とし、凝固放置(7分)、遠心分離(10分)、検体前処理機での分注(数分)、初検、再検を含めた最終報告までのTAT(平均検査所要時間)
集磁・分散に優れた磁性粒子「マグラピッド」
新たに開発した「マグラピッド®」は金属酸化物を高密度に含む磁性粒子で、一般的な磁性粒子に比べて集磁性と分散性に優れると共に、高速での免疫反応に必要な表面積を確保しています。「マグラピッド®」を用いることで、従来試薬よりもB/F分離や免疫反応に要する時間を短縮することができ、全項目反応時間10分を実現しました。
※マグラピッド®は、三洋化成工業株式会社の登録商標です。
集磁・分散の比較
 
高感度を実現する発光物質「L-012」
Accuraseed®では発光物質としてルミノール及びその高感度化誘導体である「L-012」を採用。高感度な発光物質「L-012」は、発光強度が強い反面、物質そのものの安定性が低いという課題がありました。今回、当社の強みである分析技術の投入により安定化が実現し、感度を必要とされる項目への適応が可能となりました。
発光物質による感度比較
高感度な発光物質「L-012」を用いた高感度試薬の開発により、従来のルミノールと比較して低濃度域で1.5倍、高濃度域で2倍以上の感度になりました。
全ての技術を集結した試薬カートリッジ
モノテストのカートリッジで、反応に関わる全ての試薬が封入されています。反応部位(R0)の楕円構造はマグラピッド®の集磁・分散を迅速かつスムーズにコントロール。また、熱伝導性と装置とのマッチングを考慮した形状により、冷蔵から反応温度への移行が短時間で行え、反応時の温度を安定に保つことで、精度の高い測定に貢献しています。
試薬カートリッジ構成
 
高精度な測定を支える反応ライン
機密性を高め、より高精度な温調管理を実現しました。検体はディスポーザブルチップ、R3及びR4は試薬の急速吐出による攪拌、R2は非接触攪拌を行います。
※上図は装置動作を左右反転したものです。実際のカートリッジは装置内を右から左に進みます。
設置スペース
 

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仕様

仕様
測定項目
レニン(ARC), アルドステロン, コルチゾール, インスリン, C-ペプチド, TSH, FT3, FT4, NT-proBNP, トロポニンT, AFP, CEA, CA15-5, CA19-9, CA125, PSA, HBs抗体
測定範囲
【測定原理】CLEIA法
分析方法
ディスクリートシングルライン, ランダムアクセス
処理能力
【処理能力】180テスト/時間
【同時分析項目数】最大24項目
【反応時間】10分
検体
【試薬架設】試薬カセット(20テスト入り)×24, 随時追加可能
【検体架設】最大50検体(ラック方式, 1ラック5検体架設), 随時追加可能, 緊急・割り込み処理可能, 試験管・サンプルカップ・微量カップ混在可能
【サンプル分注】ディスポーザブルチップによるピペッティング方式, チップ架設数70本×4, 随時追加可能
【サンプル量】10~25μL
個別仕様
検体管理
サンプルID(バーコード), ラックID(バーコード), シーケンシャル番号割付
試薬管理
試薬情報, 基本検量線情報(2次元コード)
試薬保存機能
7±3℃
データ保存
【一般検体+緊急検体+再検】20,000テスト
【QC】15,000テスト
【キャリブレーション】5,000テスト
表示
液晶(17インチ, タッチパネル式), GUI(日本語)操作
外部接続
LAN, RS-232C
一般仕様
一般的名称
免疫発光測定装置
重量
約460kg
寸法
【本体】幅1,325mm×奥行905mm×高さ1,415mm
電源
【電圧】単相AC100V±10%
【周波数】50/60Hz
【消費電流】10A
使用環境
【温度】15~30℃
【湿度】30~80%RH(結露しないこと)
【外光】室内使用(直射日光が当たらないこと), 蛍光灯6,000ルクス以下
JMDNコード
36223010
クラス分類
クラスI
特定保守
該当
設置管理
該当
安全性
【電撃保護】クラスI機器, D種設置
カタログ等発行年月
2015年11月
届出番号
27B3X00024000015

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【関連製品】廃液タンク, 外付けプリンター, ハンディバーコードリーダー, 外部搬送

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