製品詳細

輸血管理システム RhoOBA

製造販売企業: 株式会社オネスト

カテゴリ: 臨床検査システム > 臨床検査システム 

販売・取次ぎは行っておりませんので、お問い合わせは<各企業>にお願いいたします。

製品について

【輸血部門のニーズを追求したルーバが「安全」でかつ「簡単な操作」でスムーズな運用をサポートします。】
RhoOBA(ルーバ)は、輸血業務に関する安全・医療事故ゼロを確保することと、それを日常業務でオペレーション性を損なわずスピーディに実現することを両立させたいという思いから開発したシステムです。輸血部門における業務(血液型検査、製剤の入出庫・実施、自己血採血)そのものをスムーズに処理できることはもちろん、各段階での様々なチェック機能を簡単操作で実現することで、ミスや自己を防ぐ環境をご提供致します。

特長

●ヒューマンエラーが発生しうることを前提として、それを排除するための仕組みをシステムの随所にちりばめました。
●輸血業務に詳しくない方でもやさしく使えるような工夫を施しています。
●輸血業務では、見逃すと事故につながりかねない様々な事象を発見・認識し、迅速に対処することが求められます。RhoOBAはこの「速やかに気づかせる」ことに創意工夫をこらしてきました。
●ご希望に沿った統計データの出力が可能です。また、報告書作成時に登録を行った所見データの抽出も自由にできます。

製品詳細

機能説明

検査結果と製剤情報を結び最適な血液製剤運用を実現。
血液製剤情報による在庫確認のみでなく、輸血検査の登録・参照を行うことにより、患者さんの検査結果状況に合わせた最適な血液製剤の選出・出庫確認チェックができます。また、血液製剤情報・輸血検査情報・輸血履歴の管理を行っている為、患者さん・製剤の両方の視点から遡及調査を容易に確認することができます。
自動画面切替で操作性が簡単&明確に!
血液製剤の請求依頼から出庫までの一連の処理を1画面で操作できます。例えば、ある患者さんに製剤確保(割付)を行った後、「次へ進む」ボタンをクリックすることで、交差結果入力画面へ自動遷移します。だから、普段、輸血管理システムの操作をしない方でも容易に進捗把握・出庫操作ができます。また、FFP・PCなどの交差適合試験が不要な場合においては、不要な画面切替を省略することもできます。
自己血は製造番号自動付番で日赤製剤と同様の管理がOKに。
院内にて採血を行う自己血、または1本単位にユニークな番号が付番されていない血漿分画製剤に関しては、日赤血液製剤と同様の製造番号を自動付番することができます。付番された自己血や血漿分画製剤については日赤の血液製剤と同様の方法で在庫管理・出庫操作を行えます。また、自己血や血液製剤の在庫情報から複数の分割製剤として付番を行い、各々の製剤情報の管理運用もできます。
視覚や音でアラートを確実にリアルタイムに気づかせます!
依頼内容や在庫状況のリアルタイム監視機能により、アラート音による通知や監視メッセージの表示ができます。これにより、輸血製剤請求や輸血検査の緊急依頼が発生した場合に、迅速に対応できるようになります。また、製剤情報の監視も行い、血液製剤の有効期限切れが近づいた場合にも、同様にアラート音による通知をします。
分析・統計データの抽出は病院様毎ご要望に合った形で。
データ抽出機能により、輸血アンケート対応や輸血後感染症案内などの施設様の要望に合わせたデータの抽出ができます。また、廃棄率や副作用率、CT比などの定期的に必要な統計データの抽出ももちろんOKです。抽出した統計データは画面表示や印刷ができ、院内においての分析資料としてファイル出力したものを保存しておくこともできます。
検体検査システムとの連携による結果値グラフ表示
検体検査システムとのデータ連携を行うことにより、輸血管理に必要な検査データを取得することが可能です。これにより、血液製剤を使用した日付と共に時系列に結果値のグラフ表示が可能となり、輸血実施前後の検査結果値の変動が把握できます。また、輸血後感染症結果についても結果参照が可能です。
血液製剤チェック判定レベルは病院様の運用に合わせた形で。
血液製剤の出庫時の確認チェック項目については50項目を超えるチェック設定ができます。これにより、患者さんの検査結果や輸血歴から状況判断を行い、詳細なシステム判断による通知や、通常とは違う例外的な判定も可能とし、当直時間帯でも安全で迅速な血液製剤運用を実現します。また、コンピュータクロス通知機能により、患者さんの検査状況の通知もできます。
移植患者さんにおける、状況に合わせた血液型確認機能を。
患者情報として血漿交換期間および移植期間の設定を事前に行うことにより、血漿交換期間による血液型判定、移植期間中の移植情報からメジャーミスマッチ、マイナーミスマッチによる判定、さらに移植後の血液型判定を患者さんの診療状況に合わせた出庫判定をすることができます。また、ラック管理機能による保管検体や幹細胞情報についても管理できます。
システム構成図
 

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仕様

仕様
主な機能
■共通業務
・患者基本情報管理
・患者履歴一覧
・検体検査参照

■輸血検査業務
・検査依頼入力
・検査到着確認
・検査依頼一覧
・検査結果入力
・未到着一覧
・ワークシート作成
・検査結果報告書
・分析装置オンライン

■製剤管理業務
・製剤依頼検索一覧
・製剤指示
・製剤実施
・出庫管理
・製剤出庫
・検体保管管理
・分析装置オンライン

■製剤在庫業務
・製剤入庫
・製剤情報管理
・製剤検索一覧
・血漿分画製剤管理

■自己血管理業務
・自己血貯血管理
・自己血採血予定入力

■帳票業務
・輸血後感染症案内表
・データ抽出

■データ移行業務
データ移行, マスタ移行

■システム間接続
・電子カルテ
・オーダリング
・患者属性連携
・検体検査
動作環境(サーバ)
【OS】Windows Server 2012
【CPU】Xeon X3470/2.93GHz以上
【メモリ】8GB以上
【HDD】500GB以上
動作環境(クライアント)
【OS】Windows 7, 8
【CPU】Core i5 2310/2.9GHz以上
【メモリ】4GB以上
【HDD】60GB以上

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