特長
●ワンストップオペレーション
導線を減らし、検査業務の集中管理を可能にします。人による作業を減らすことで検査所用時間(TAT)を短縮し、品質を高めます
●高速
いかに検体を高速に処理し、装置の処理能力を落とすことなく結果を出すか。臨床への結果報告を早めるために、高速処理を追求しました
●省スペース
高速・パワフルなシステムでありながら、少ないスペースに設置。運用にあわせて柔軟なレイアウトが可能です
機能説明
- 構築例
- サンプルステーション [SS]
サンプルステーションが、搬送ラインに検体の新たな発着場所(ステーション)をつくります。任意の検体を搬送システムからSSへピックアップでき、エラー検体やコントロール試料などの回収エリアとしても設定可能です。
- 閉栓 [SE]
検体の閉栓作業を自動化し、感染のリスクを低減させます。500検体/時の閉栓処理が可能。シール材は手が触れないカートリッジタイプなので衛生面に配慮しました。
- 冷蔵ストッカー [RS]
最大5,600検体を収納可能で、収納エリアごとに保存期間を設定し、自動で廃棄します。検体収納時に測定後の検体の残量を記憶し、保冷中の検体温度も経時記録します。また、庫内温度を一定間隔で臨床検査情報システム(LIS)へ送信可能です。
- 投入・開栓・分注・仕分 [MPAM+]
開栓570検体/時(ゴム栓タイプ)、分注最大540検体/時、仕分1,000検体/時のスピードで、検体前処理の効率を高めました。2台構成が可能となり、パワフルに検体を処理します。
- 遠心 [iCM]
300検体/時の高速処理。効率よく遠心ローターへの投入および排出を行いますので、検体の待ち時間を最小限にします。至急検体は最優先で処理します。
遠心機 iCM-HT 届出番号 14B3X000010000GB
- 大型回収 [RAA]
最大1,200検体を収納し、1,000検体/時のスピードで移載します。左右独立のダブルクレーンと2階建てドロアーを採用。24個のラックに対して、親検体・子検体・検査項目ごとなど運用にあわせた仕分け回収が可能です。
- 搬送ライン
検体を最大700mm/秒の高速で移送します。検体搬送は1本単位で行い、必要な検体だけを必要な分析モジュールに送るため、効率的な処理を可能にします。
- バッファー
測定待ちの検体(最大36検体)を一時収納し、優先度に応じて分析モジュールへ送ります。また、サンプリングの終了した検体も取り込み、再検があれば優先して分析モジュールへ、なければ回収モジュールへ送ります。
- キャリアプール
最大50個のキャリアを収納、一時待機させ、MPAM+などにキャリアを供給します。
- 接続モジュール
接続モジュールには汎用接続モジュールと専用接続モジュールがあり、搬送ラインと分析モジュールを接続します。分析モジュールの処理速度にあわせた検体数を待機させますので、処理能力の維持と至急検体の優先測定を可能にします。
- 集中管理システム [COTI]
各モジュールのコントローラーを一画面に表示し、一カ所で稼働状況や測定結果の集中管理を行います。
コントローラー [CLINILOG Tc]
CLINILOG全体の制御と管理、上位システムとの通信を行います。
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