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製品詳細
クリティカルケア用汎用血液ガス分析装置 スタットプロファイル フォックス
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製品について
【先進技術、低コストの血液ガス分析装置】
スタットプロファイル フォックスは、最新の光学技術(従来品と比較して)、長寿命の電極、耐久性に富んだ電気機械設計、コンピュータの自動化を組み合わせて、血液ガスおよびクリティカルケア分析において優れた臨床的・経済的有用性を提供します。長寿命の電極と一体型較正液パックの組み合わせによって、血液ガス分析を行う上で、より低コストの方法を提供します。
特長
●検査メニューは5種類です。
●イオン化マグネシウム測定が可能です。
●SO2%、Hct、Hb実測が可能です。
●高輝度カラータッチスクリーンが搭載されています。
●スタットプロファイル フォックスの長寿命の電極と最小限の較正液使用により、装置のランニングコストを低減します。
●較正液消費量が少なく、較正液パックは最大45日間使用できます。
●一体型較正液パックは、最大5種類あった較正液と共に既存のガスボンベを必要とせず、また廃液用パックの交換を必要としません。
●装置内蔵型のQCパックによって、個別のQCアンプル使用時に比べて溶液の無駄を減らします。
製品詳細
機能説明
- 仕様毎の測定項目
- Hb, Hct, SO2% 実測
スタットプロファイル フォックスでは、各検体のヘモグロビン、ヘマトクリット、酸素飽和度を測定することができます。最新の電極技術(従来品と比較して)、光学技術(従来品と比較して)、アルゴリズムは追加コストなしで、またCOオキシメーターへの追加検体を必要とせず、容易に上記パラメーターの測定を可能にしました。
- イオン化マグネシウムの迅速測定
マグネシウムの異常、特に低マグネシウム血症は重症患者で頻発し、重篤な臨床症状をもたらします。また、マグネシウム異常の早期発見は循環器系疾患、臓器移植、産科、火傷などの患者で起こりうる思わしくない結果を防ぐことができます。低マグネシウム血症では硫酸マグネシウム投与による積極的な介入は、罹患率や死亡率の軽減に加え患者の予後を改善し、不整脈、切迫早産などの重篤な臨床症状を軽減します。更に、マグネシウムが他の陽イオンの調節に関わっているという観点からも、イオン化マグネシウム、ナトリウム、カリウム、イオン化カルシウム が同時に測定できることに意義があります。
クリティカルケア診療においてイオン化マグネシウムを測定することは、重症患者の正確な診断や更に効果的な管理につながります。ノバ・バイオメディカルのスタットプロファイル フォックスはこの重要なイオン化マグネシウムを測定できる世界で唯一の製品です。
- 高輝度カラータッチスクリーン
・明るく大きなカラータッチスクリーンのインターフェースは最小限のトレーニングで医師、看護師、検査技師が容易に操作することができます。
・直観的操作が可能なタッチスクリーンボタンは分析装置の各機能を明確に表示します。
- 簡単な操作
キャピラリーまたはシリンジからの検体測定、QC分析、較正等のすべての基本操作はホーム画面から開始できます。
- すぐに得られる測定結果
わずか47秒で11項目の測定結果が表示されます。
検査結果は大きく読みやすく表示・印刷されます。異常またはクリティカルな結果は、シンボル化され、カラーハイライトで表示されます。
キャピラリーまたはシリンジからの容易なサンプリング
サンプラー部分の開口部が大きく開いているため、検体容器の大きさに関わらず、サンプラー部分に容易にアクセス、また確認できます。
・キャピラリー用ユニバーサルサンプリングポートは、水平位置でキャピラリーチューブを受け入れ、こぼれ・漏れを防ぎます。キャピラリーアダプターや検体の移し替えも必要ありません。
・シリンジ検体では、サンプリングチューブが自動的に最適な角度に移動します。
少検体量
スタットプロファイル フォックスは、血液ガス分析のみでは45μL、11項目の全項目検査は125μLで測定することが可能です。
- 一体型較正液パック使用によりメンテナンスの手間を減らします
スタットプロファイル フォックスでは較正、検体分析に必要なすべての較正液および廃液用パックをひとつに納めた、一体型の較正液パックを採用しています。
較正液パックには廃液用パックが内蔵されており、完全に密封されているので感染のリスクがありません。
自動精度管理
複数レベルのQC溶液を内蔵するQCパックは、複数レベルの精度管理を予め入力した予定通りに、または随時実行することが可能です。手動で精度管理を実施することに伴う時間と労力を削減できます。
【自動再分析および通知】
QC分析対象の測定結果が精度管理の目標値の範囲外であった場合は、自動的に再分析されます。値が再度範囲外の場合にはユーザーに通知されます。
【自動データ保存およびレポート】
すべての精度管理データは自動的に保存されます。日別統計および累積統計のレポート、Levey-Jenningsグラフを表示し印刷することができます。
【QCロックアウト】
QCロックアウト機能は、オプションで、精度管理の目標値の範囲を外れた項目の測定結果を表示させないように分析装置をプログラムできます。
- コンパクトなデザイン
スタットプロファイル フォックスは、幅約30cm、奥行き約40cm、高さ約40cm、重量約8kgの軽量小型の血液ガス分析装置です。必要時にはオプションの無停電電源装置とフォックスカートで移動し、動作確認をするだけで、設置場所を変えられます。
仕様
仕様
- 測定項目
- pH, pCO2, pO2, SO2%, Hct, Hb, Na+, K+, Cl-, Ca++, Mg++, Glu, Lac
※製品により異なります
- 測定方法
- 【pH】水素イオン選択電極法
【pCO2】Severinghaus型電極法
【pO2】Amperometric法
【SO2%】反射測光法
【Hct】電気伝導度法
【Hb】電気伝導度法、反射測光法
【Na+】ナトリウムイオン選択電極法
【K+】カリウムイオン選択電極法
【Cl-】クロールイオン選択電極法
【Ca++】カルシウムイオン選択電極法
【Mg++】マグネシウムイオン選択電極法
【Glu】酵素電極法
【Lac】酵素電極法
- 測定範囲
- 【pH】6.500～8.000
【pCO2】3.0～200.0mmHg
【pO2】0～800mmHg
【SO2%】30.0～100.0%
【Hct】12～70%※マイクロモード時は12～60%
【Hb】4.0～24.0g/dL
【Na+】80～200mmol/L
【K+】1.0～20.0mmol/L
【Cl-】50～200mmol/L
【Ca++】0.10～2.70mmol/L
【Mg++】0.10～2.50mmol/L
【Glu】15～500mg/dL
【Lac】0.3～20.0mmol/L
- 演算項目
- HCO3-, TCO2, Be-ecf, BE-b, O2Ct, O2Cap, P50, A, A-aDO2, a/A, pO2/FIO2, RI, SO2%, SBC, Anion Gap, nCa++, nMg++, Hb, 患者体温補正値(pH, pCO2, pO2)
※ただし、上記演算項目に必須の測定項目を設定しない仕様においては、報告されない項目もあります
- タイプ
- pHOx仕様/pHOx plus仕様/pHOx plus L仕様/pHOx plus M仕様/pHOx plus C for Dialysate仕様
※製品により異なります
- 検体
- 動脈血, 静脈血および毛細血管から採取した全血(ヘパリン処理)
※ただしpHOx plus L 仕様においては, 血漿(ヘパリン処理)および血清の電解質及び生化学項目の測定が可能
※ただしpHOx plus C for Dialysate仕様においては, 透析液中のpH, 電解質, Gluの測定が可能
- インターフェース
- RS232C対応, ASTM規格データプロトコル, USB(入力のみ)
- サーモスタット温度調節
- 37±0.1℃
- プリンター
- 内部サーマル
一般仕様
- 一般的名称
- 汎用血液ガス分析装置
- 重量
- 8.19kg(較正液パック搭載時：10.45kg)(許容誤差±10%)
- 寸法
- 幅305mm×奥行381mm×高さ381mm
- 電源
- 【電圧】100～120V
【周波数】50/60Hz
【消費電力】130W
- JMDNコード
- 30847000
- クラス分類
- クラスI
- 特定保守
- 該当
- 設置管理
- 非該当
- 届出番号
- 13B1X10094001026
バリエーション
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スタットプロファイル フォックス(pHOx仕様)
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スタットプロファイル フォックス(pHOx plus仕様)
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スタットプロファイル フォックス(pHOx plus C for Dialysate仕様)
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スタットプロファイル フォックス(pHOx plus L仕様)
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スタットプロファイル フォックス(pHOx plus M仕様)
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