製品詳細

多項目自動血球分析装置 XT-2000i

製造販売企業: シスメックス株式会社

カテゴリ: 血液検査機器 > 自動血球計数装置 

販売・取次ぎは行っておりませんので、お問い合わせは<各企業>にお願いいたします。

製品について

【コンパクトでありながら核酸染色蛍光フローサイトメトリー法による高精度な分析アルゴリズムを搭載】
本医療機器は、電気抵抗検出法(シースフローDC検出法)、SLSヘモグロビン法、半導体レーザーを用いたフローサイトメトリ法により分析を行っています。

特長

●XT-2000iは、シスメックスのハイグレード装置XE-5000と同じ蛍光フローサイトメトリー法の採用により、白血球を高精度に分析
●フローサイトメトリー法で得られた側方蛍光(主に核酸量)・側方散乱光(細胞の内部情報)により、DIFFスキャッタグラム上にそれぞれの細胞をプロットし、白血球を分画
●各細胞集団は、スキャッタグラムの分布状況から独自のアルゴリズムにより、検体ごとに最適にゲーティング
●血小板数は、電気抵抗式と、光学式(RETチャンネル)を比較し、最適な結果を自動的に選択

製品詳細

機能説明

蛍光フローサイトメトリー(FCM)法による白血球5分画測定
 
チャンネルごとの測定項目・検出方式
 

ユーザーニーズにフレキシブルに対応
・検体ごとに指定が可能な4種類のディスクリート測定モード(CBC, CBC+DIFF, CBC+DIFF+RET, CBC+RET)により、使用試薬を節約。RETオーダ時でも80検体/時間の処理能力
・SIS.WAM、LAFIAとの連携により、血液検査データと血液細胞画像データの一元管理を実現
・血液分析装置用アップグレードソフトウェア(オプション)により、機能を拡張させることが可能

XEファミリー構想
・ハイグレード装置XE-5000と測定原理・試薬・操作性を共通化
・Windowsベースの操作性
・優れたデータの互換性

SNCSに対応
【オンラインサポート】
・リモートアクセスによる操作画面を共有し、迅速な技術的・学術的サポートを実現
・装置トラブル時のリモート診断が可能
・装置ログ解析によるトラブル防止

【オンラインQC】
・精度管理データの自動送信とWebブラウザでの集計結果の閲覧が可能
・送信データと集計データの比較による自動異常監視が可能

【Web情報サービス】
・インターネットからアクセス可能
・掲示版・専用メールなどの各種情報サポート

血球分析装置用アップグレードソフトウェア(オプション)
【XT pro】
多項目自動血球分析装置XT-2000i、XT-1800iに機能を追加するソフトウェアです。
試薬交換履歴管理、帳票フォーマット設定、表計算ソフト対応データ出力(CSVファイル形式)、画像IPメッセージのホスト出力(ASTM通信)が可能です。

【XT IG master】
幼若顆粒球(IG)の解析を可能にします。

【XT RET master】
網赤血球ヘモグロビン等量(RET-He)の解析を可能にします。

※本ソフトウェアにより解析された項目は全て研究用の項目です。測定結果を診断目的に使用しないでください。
※XT IG master, XT RET masterの運用には、ベースプログラムXT proのインストールが必要です。

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仕様

仕様
測定項目
WBC, RBC, HGB, HCT, MCV, MCH, MCHC, PLT, NEUT%, LYMPH%, MONO%, EO%, BASO%, NEUT#, LYMPH#, MONO#, EO#, BASO# , PCT, RET%, RET#
分析方法
フローサイトメトリー法, シースフローDC検出方式(電気抵抗式), SLS-ヘモグロビン法
処理能力
80検体/時間
検体
【検体量】マニュアルモード:約85μL, サンプラモード:約150μL, キャピラリモード:約85μL(希釈時に必要な血液量は40μLです)
解析項目
RDW-SD, RDW-CV, PDW, MPV, P-LCR, IRF, LFR, MFR, HFR
ディスクリート測定モード
CBC, CBC+DIFF, CBC+DIFF+RET, CBC+RET
記録
【測定データ】10,000検体
【患者情報】5,000検体
【測定情報】1,000件
【精度管理】25ファイル
一般仕様
一般的名称
血球計数装置
重量
【測定部本体】約52kg
【空圧源】約17kg
【サンプラ】約7kg
【データ処理装置】約7kg(本体), 約3.7kg(LCD), 約1kg(キーボード)
寸法
【測定部本体】約幅530mm×奥行500mm×高さ630mm
【空圧源】約幅280mm×奥行355mm×高さ400mm
【サンプラ】約幅520mm×奥行220mm×高さ200mm
【データ処理装置】約幅324mm×奥行373mm×高さ95mm(本体), 約372mm×奥行68mm×高さ423mm(LCD), 約幅451mm×奥行171mm×高さ38mm(キーボード)
電源
【電圧】AC100V
【周波数】50/60Hz
【消費電力】250VA以下(測定部本体, サンプラ), 280VA以下(空圧源), 200VA以下(データ処理装置)
JMDNコード
35476000
クラス分類
クラスI
特定保守
該当
設置管理
非該当
その他規格
IEC 60825-1
安全性
【レーザー光の安全基準】クラスI
届出番号
28B3X00048000025

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