製品詳細

全自動血液凝固測定装置 CS-5100

製造販売企業: シスメックス株式会社

カテゴリ: 血液検査機器 > 血液凝固測定装置 

販売・取次ぎは行っておりませんので、お問い合わせは<各企業>にお願いいたします。

製品について

【より効率的な検査環境の実現へ―CSシリーズがさらに進化。】
近年、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病の増加に伴い、それらに起因する「血栓性疾患」に関連したスクリーニング検査、治験モニタリング検査が重視されてきています。この検査ニーズの変化に対応し、クリニカルバリュー&ユーザビリティがさらなる進化を遂げました。

特長

●最大400テスト/時間(PT/APTT同時測定)の高速処理を実現
●搬送ライン接続もSTAT使用が可能
●測定終了(予定)時間を表示
●キャップピアシング機能と微量モードを搭載
●ネットワーク活用のカスタマーサポート SNCSに対応

製品詳細

機能説明

高速処理
最大400テスト/時間(PT/APTT同時測定)の高速処理を実現しました。マルチウェーブ検出方式による4測定原理対応の検出部を20チャンネル有し、オーダー比率に影響を受けにくい測定が可能になりました。
※凝集法は、攪拌機能付き8チャンネルで同時測定可能
STAT機能
常にSTATテーブルへ検体投入でき、優先測定することが可能です(STAT使用中を除く)。また、搬送ライン接続時もSTAT使用が可能であり、最優先測定します。
優先順位:1.STAT検体、2.ラック検体、3.搬送検体
時間表示
測定終了(予定)時刻を表示し、臨床からの問い合わせに対応が可能です。測定中断中に、スタンバイまでの所要時間を表示し、業務効率の改善に貢献します。
キャップピアシング機能&微量対応
キャップピアシング機能を搭載し、バイオハザードの機会を低減します。また、閉栓採血管/開栓採血管/サンプルカップの混在にも対応可能です。さらに微量モードを搭載し、より少ないデッドボリュームでのサンプリングが可能です。
搬送ライン対応
サイドサンプリングにより、主要な搬送ラインに接続できます。また、STAT、ラックサンプラも併用でき、お客様の多様なワークフローへの対応が可能です。
選べるオプション
試薬の溶解などの作業が行えるキャビネット、より設置面積を低減するIPUホルダー、遠くからでも装置の状態が分かる表示灯をオプション品として用意し、お客さまの環境に応じて、ワークフローを更に効率化します。
簡単・安心な試薬管理
40箇所全ての試薬設置箇所は、バーコードの自動読み取りが可能です。試薬、標準品、精度管理試料をランダムにセットしても、試薬名、ロット番号、使用期限などの情報を自動認識して表示しますので、簡単・安心に試薬管理が行えます。

冷却構造
保冷庫内空気循環型、ヒータ付カバーを採用し、温度の均一化(10℃±2℃)だけでなく、試薬テーブル下の冷却媒体へ結露発生を集中させ、試薬テーブル、ラック、バイアルの結露を防止します。また、試薬保冷庫内と外部の空気循環を低減、使用環境に左右されない構造とすることで試薬蒸発を抑制し、試薬の安定性を向上させました。

自動再検・リフレクト測定機能
【自動再検】あらかじめ設定した上下限値を超えた検体に対して、自動的に再検あるいは再希釈測定を実施し、異常検体の確認や再検査の効率を高めます。
【リフレクト測定】測定結果があらかじめ設定した条件を満たした場合に、事前の測定オーダー有無にかかわらず、条件を満たす関連性の高い項目を自動的に測定することが可能です。

採血量チェック機能
検体の初回吸引時に、あらかじめ設定した範囲を外れた検体に対してフラグでお知らせし、適正な測定結果の報告に貢献します。
充実した検量線保存機能
検量線は、1項目につき最大10ロット×10通りの保存が可能であり、複数ロットの同一試薬も同時に架設・使用することができます。
検体情報のフラグ機能
HIL検出器を搭載し、測定前に一次取り込み検体を測光することにより、溶血(H)、黄疸(I)、乳び(L)の検体情報をフラグにて表示します。
メンテナンス管理
保守画面ではメンテナンス内容の実施履歴、メンテナンス実施予定日が表示可能です。印刷による保存も可能で、効率的にメンテナンス管理表が作成できます。

ファイナンス
イニシャルコストを抑えて月額コストを平準化するリース・レンタルを提案いたします。ご使用期間中は安心のサービス&サポートを提供いたします。

ネットワーク活用の迅速サポート―SNCS
SNCSは、お客様の装置とシスメックス・カスタマーサポートセンターをオンライン化し、リアルタイムQC、オンラインサポート、Web情報サービス、装置の故障予知、予防保守を提供するサービスであり、お客様のより快適で、より安心な使用環境の構築に貢献します。
※SNCS:Sysmex Network Communication Systems(別途契約が必要です)
※外部精度管理機能に対応(プロアクティブメンテナンス機能開発中)

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仕様

仕様
測定原理
凝固法, 合成基質法, 免疫比濁法, 凝集法
測定項目
PT(プロトロンビン時間), APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間), Fbg(フィブリノーゲン), 外因系凝固因子(II, V, VII, X), 内因系凝固因子(VIII, IX, XI, XII), 凝固第XIII因子, TTO(トロンボテスト), HpT(ヘパプラスチンテスト), ATIII, Plg, APL, PC, FDP, Dダイマー, PIC, FMC
同時測定項目数
最大60項目
処理能力
最大400テスト/時間(PT単独, PT/APTT同時測定時)
所要検体量
50μL(PT, APTT), 10μL(Fbg, HpT, 内因系凝固因子), 20μL(TTO, 凝固第XIII因子), 5μL(外因系凝固因子), 21μL(ATIII, Plg, APL/ベリクローム使用時), 15μL(PC/ベリクローム使用時), 21μL(FDP, PIC), 6μL(Dダイマー/リアスオートDダイマー・ネオ使用時), 16μL(FMC), 15μL(VWF:Ag(medium)), 4.5μL(VWF:RCo(medium))
試薬架設数
最大45試薬(保冷40試薬, 室温5試薬)
サンプラ機能
【検体収容数】100検体(ラック方式)
サンプルチューブ補給部
約1,000個収納可(自動供給)
検量線
【設定可能項目数】最大250項目
【ポイント数】2~12ポイント/検量線
【測定回数】1ポイント最大5重測定まで可能
精度管理データ
最大1,200プロット×750ファイルまで保存可能
記憶検体数
最大10,001検体
一般仕様
一般的名称
血液凝固分析装置
重量
【本体】約278kg
【空圧源】約17kg
【データ処理装置】約7.6kg
【モニタ】約6.2kg
【キャビネット】約62.6kg(オプション)
【IPUホルダー】約14.8kg(オプション)
※本体はサンプラ含む
※モニタはスタンド含む
寸法
【本体】約幅1,030mm×奥行1,150mm×高さ1,280mm
【空圧源】約幅280mm×奥行400mm×高さ355mm
【データ処理装置】約幅365mm×98mm×高さ426mm
【モニタ】約幅384mm×奥行379mm×高さ180mm
【キャビネット】約幅545mm×奥行1,195mm×高さ890mm
【IPUホルダー】約幅200mm×奥行485mm×高さ559mm(オプション)
※本体はサンプラ含む
※モニターはスタンド含む
電源
【電圧】本体:AC200~240V, 空圧源:AC100~120V, データ処理装置:AC100V, モニタ:AC100~240V
【消費電力】本体:1,700VA以下, 空圧源:230VA以下(50Hz)/280VA(60Hz), データ処理装置:約200VA, モニタ:約48VA
※本体はサンプラ含む
※モニタはスタンド含む
JMDNコード
35514000
クラス分類
クラスI
特定保守
該当
設置管理
非該当
その他規格
IEC 60825-1
安全性
【レーザー光の安全基準】クラスI
届出番号
28B2X10007000086

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