製品詳細

検体前処理分注装置 LabFLEX 2600G

製造販売企業: 株式会社日立ハイテク

カテゴリ: 検体前処理/搬送システム > 検体前処理/搬送システム 

販売・取次ぎは行っておりませんので、お問い合わせは<各企業>にお願いいたします。

製品について

【検体検査業務をかんたんサポート。】
検体検査業務は、医療機関の重要な業務の一つです。臨床検査室では検体工程を迅速に行うことが求められていますが、工程の中でも遠心分離・開栓・分注などの前処理工程に全体の約30%の時間を占めている現状があります。検査工程の「質」向上に貢献すべく、私たちが約40年間培ってきた「技術」と現場で働く臨床検査技師の皆さまの「声」を組み合わせたLabFLEXシリーズを世の中へ再び提供していきます。
検体前処理分注装置LabFLEX 2600Gは、検体の到着確認、開栓、分注、子検体へのラベル貼り付け、さらには外部搬送まで、
検体前処理工程をコンパクトに集約したオールインワンの検体前処理分注装置です。

特長

●いつでも検体を1本単位から供給できます。
●開栓機能を装備することにより、元検体の自動開栓が可能です。
●元検体・子検体を生化学分析装置や免疫分析装置へ自動搬送します。
●チューブフィーダー内蔵により、最大4管種の子検体容器に自動的にラベルを貼り付け、子検体容器を供給します。
●次世代プラットフォームの搭載により、処理速度が10%向上しました(LabFLEX2600との比較)。

製品詳細

機能説明

検体状況に応じたセーフティな検体供給
いつでも検体を1本単位から供給できます。また随時供給可能なため簡単かつ安全に供給が行えます。また、緊急ラック投入オプションにより、緊急検体投入部を追加することも可能です。
自動開栓機能
開栓機能を装備することにより、元検体の自動開栓が可能です。ゴム栓の場合は摘み上げ方式、シール栓の場合は引き剥がし方式にて開栓を行います。
※元検体の栓のタイプにより、開栓機能を選択。
外部搬送に対応
元検体・子検体を生化学分析装置や免疫分析装置へ自動搬送します。施設の規模・運用・設置条件に対応した搬送システムの構築が可能です。
ラベル貼り付け子検体容器の自動供給
チューブフィーダー内蔵により、最大4管種の子検体容器に自動的にラベルを貼り付け、子検体容器を供給します。また、ラベル交換時に発行ラベルを自動チェックすることで検査工程の信頼性を向上しました。
高速・高性能分注
次世代プラットフォームの搭載により、処理速度が10%向上しました(LabFLEX2600との比較)。また、分注精度はCV1.0%以下、絶対量は±3%以下なので、貴重な血清を無駄なく分注できます。
リカバリー処理のサポート
検体量不足、フィブリン検知などの分注エラーが発生した際は、処理を中断することなく対象の元検体と子検体をセットにして専用エリアに移載します。
設定による多様なワークフローの構築
 
簡単操作モニタ
 
装置前面でのメンテナンス
検体の供給・取り出し、消耗品の供給・廃棄など全ての操作が装置前面から可能です。
オプション
 
消耗品
 

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仕様

仕様
処理速度
330元検体/時間以上(1:1分注、チップ仕様のハーフスケール分注時)
※処理速度は分注条件より変動します
外部通信仕様
日立ハイテク通信手順による(詳細は別途お問い合わせください)
元検体
【使用可能採血管サイズ】外径φ13~16mm、高さ75~100mmタイプの各種採血管(使用するラックにより使用可能採血管サイズが変わります。詳細は別途お問い合わせください)
【使用可能元検体ラック】日立ハイテク製5本ラック
【使用可能検体バーコード】[種別]NW-7、ITF、code39、code128、JAN13より2種選択可能, [桁数]最大16桁以内で、2種選択可能(詳細は別途お問い合わせください)
子検体
【使用可能子検体容器】サンプルカップ、外径φ13~16mm×高さ75~100mmの各種チューブ及び外部検査委託会社専用容器(詳細は別途お問い合わせください)
【使用可能子検体ラック】[テーブル]日立ハイテク製50本ラック、日立ハイテク製10本ラック 他, [搬送]日立ハイテク製5本ラック
検体供給部
【元検体ラック搭載可能数】15ラック
【同一検体複数本処理】可能(同一ラック内架設で最大5本まで対応可能)
【緊急検体優先供給】オプション追加にて可能(5検体/ラック)
分注部
【分注方式】ディスポーザブルチップ自動交換方式
【分注プロトコル】20プロトコル
【分注項目数】最大20項目/プロトコル
【分注精度】CV1.0%以下、絶対量±3%以内(チップ仕様のハーフスケール分注時)
【ノズル仕様】1,600μLチップ
【分注量設定範囲】0~9,999μL(1μL単位で設定可能)
【各種機能】液量推定、液面検出、ツマリ検出、ショートサンプル検出、エア検出
テーブル部
【分注エラー検体同一ラック移載】可能(同一ID の元検体と子検体をセットで分注テーブル上に移載可能)
【テーブル面移載可能検体】元検体、子検体、エラー元検体、エラー子検体
チューブフィーダー部
【子検体容器供給方法】チューブフィーダーによる自動供給
【フィーダー管種数、搭載数】最大4管種(ストッカー数:4) 1ストッカーあたり約150本搭載可能(φ13×高さ75mmチューブの場合)
ラベル貼付部
【子検体ラベル印字内容】漢字, ひらがな, カタカナ, 英字, 数字, 記号, バーコード(詳細は別途お問い合わせください)
【分注項目ごとの印字指定】可能
緊急検体投入部
緊急検体投入部あり, 緊急検体投入部なし
※製品により異なります
タイプ
標準モデル, 子検体搬送モデル
※製品により異なります
開栓機構
開栓なし, ゴム栓タイプ, シール栓タイプ
※製品により異なります
一般仕様
重量
【緊急検体投入部を含まない場合】約600kg
【緊急検体投入部を含む場合】約605kg
寸法
【緊急検体投入部を含まない場合】
約幅164?×奥行82?×高さ175?(シグナルタワー含む)
【緊急検体投入部を含む場合】
約幅182?×奥行82?×高さ175?(シグナルタワー含む)
電源
【電圧】AC100V±10%
【周波数】50/60Hz
【周波数】1,500VA
搬送システムの規模によっては、最大消費電力が異なります。詳細は別途お問い合わせください

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バリエーション

LabFLEX 2600G APS-2621-HT00
緊急検体投入部
緊急検体投入部あり
タイプ
標準モデル
開栓機構
開栓なし
LabFLEX 2600G APS-2621-HT01
緊急検体投入部
緊急検体投入部あり
タイプ
標準モデル
開栓機構
ゴム栓タイプ
LabFLEX 2600G APS-2621-HT02
緊急検体投入部
緊急検体投入部あり
タイプ
標準モデル
開栓機構
シール栓タイプ
LabFLEX 2600G APS-2621-HJ00
緊急検体投入部
緊急検体投入部あり
タイプ
子検体搬送モデル
開栓機構
開栓なし
LabFLEX 2600G APS-2621-HJ01
緊急検体投入部
緊急検体投入部あり
タイプ
子検体搬送モデル
開栓機構
ゴム栓タイプ
LabFLEX 2600G APS-2621-HJ02
緊急検体投入部
緊急検体投入部あり
タイプ
子検体搬送モデル
開栓機構
シール栓タイプ
LabFLEX 2600G APS-2622-HT00
緊急検体投入部
緊急検体投入部なし
タイプ
標準モデル
開栓機構
開栓なし
LabFLEX 2600G APS-2622-HT01
緊急検体投入部
緊急検体投入部なし
タイプ
標準モデル
開栓機構
ゴム栓タイプ
LabFLEX 2600G APS-2622-HT02
緊急検体投入部
緊急検体投入部なし
タイプ
標準モデル
開栓機構
シール栓タイプ
LabFLEX 2600G APS-2622-HJ00
緊急検体投入部
緊急検体投入部なし
タイプ
子検体搬送モデル
開栓機構
開栓なし
LabFLEX 2600G APS-2622-HJ01
緊急検体投入部
緊急検体投入部なし
タイプ
子検体搬送モデル
開栓機構
ゴム栓タイプ
LabFLEX 2600G APS-2622-HJ02
緊急検体投入部
緊急検体投入部なし
タイプ
子検体搬送モデル
開栓機構
シール栓タイプ

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【関連製品】
液量モニター, 元検体ラック バーコードリーダー, ハンディ バーコードリーダー, プリンター

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